フランスでも花粉症に苦しむ

フランスでの暮らし

私はアレルギー体質で、猫やハウスダストに強いアレルギー反応が出る。

花粉症もかなり酷く、特にスギ、ヒノキ、稲科の花粉には毎年苦しめられる。

 

しかし経験上、日本を出ると症状に苦しむことはなかった。

オーストラリアに留学したときも、イギリスやスイスを旅行したときも快適な春を過ごした。

 

日本を出れば過酷な症状から逃れられる・・・

そう思っていたのも束の間、

ここ南フランス、むちゃくちゃ花粉症出る!!!!

 

しかもどうやら私がいるVar県特に花粉の飛散が多い地域のようで。

ここで花粉を飛ばす植物には、日本でも見られるイラクサ科の草本の他、

稲科、そしてフランスカイガンショウ(Pinus Pinaster)という松の木がある。

正直どの植物が私の症状を引き起こしているのか定かではないが、

外を見れば海岸沿いの強い風に任せて松の木の花粉が辺り一面を黄色くしており、

そりゃ花粉症なるわと言わざるを得ない光景・・・。

 

夫に「そろそろ松の木が花粉を飛ばし始めるから、窓は極力開けないでね」と忠告されたのにも関わらず、

うっかり忘れて開けっ放しにしたもんなら、

ソファやテーブルの上は勿論、置いていたPCや携帯の画面にまで黄色い花粉がのっていて。

「ほら~(-“-)」と同じく花粉症患者の夫に叱られる始末。

松の木の花粉がソファを覆っている写真

黄色い松の木の花粉がソファを覆っている

車の表面を覆う松の木の花粉

車の表面を覆う松の木の花粉

海が近く風が強い分、恐るべし飛散パワー。

 

日本で処方してもらった薬を使って何とか乗り切っているものの、

ここでも花粉症とのお付き合いは続く見込みである。

ーFINー

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