フランスでの国際結婚の手続き

国際結婚

国際結婚って兎に角手続きが面倒なイメージ・・・! 私も必死にネットで調べながら進めました。

せっかくおめでたい結婚なはずなのに、

こういう段階でストレス溜まってパートナーと喧嘩になったりするのは悲しい!とはいえ恐らくあるあるなはず・・・

そこで!

本記事では日本人である筆者フランス人パートナーとの婚姻手続きで得た知識を、

実際の経験から得た情報もプラスして、ご紹介します☆彡

 

 

私は2022年10月下旬に観光ビザ(ビザなし)でフランスに入国12月下旬にフランスの市役所にて結婚しました。観光ビザでは最大90日の滞在しか認められていないため、限られた時間の中で手続きを進める必要がありました。

国際結婚の大まかな流れ(2パターン)

 パターンA 日本の市役所で最初に入籍(創設的届出) → フランスに報告的届出を出す
 パターンB フランスの市役所で最初に入籍(創設的届出) → 日本に報告的届出を出す

私はパターンB(最初にフランスで入籍)を取ったので、主にそちらの方法について紹介します。
その場合にとる大まかな流れとしては、
①日本で用意する書類を集める。
②渡仏し、婚姻に必要な書類を在仏日本大使館/領事館にて所得。
③在仏日本国大使館/領事館から所得した書類+その他市役所(Marie)指定の書類を、入籍する市役所(Marie)へ提出。市長(又は、担当する代理官)との面談日を設定。同時に挙式日も設定*(※フランスでは面談日から10日経過しないと挙式できない)。
④面談実施
⑤面談から10日経過後、挙式🌸
⑥在仏日本国大使館/領事館にて日本への報告的届出の手続き

 

国際結婚(in フランス)に必要な書類

日本で用意する物🗾

初婚の場合>
本人の戸籍謄本及び改製原戸籍謄本(アポスティーユ付き全部事項証明。発行から3ヵ月以内のもの)

<再婚の場合>
1.本人の戸籍謄本(アポスティーユ付き全部事項証明。発行から3ヵ月以内のもの)
2.前婚姻及び離婚(または前配偶者の死亡)の事実が記載された戸籍(除籍)謄本(アポスティーユ付)

アポスティーユとは、日本の官公署や自治体などが発行する公文書に対する外務省の証明のこと。詳しくは外務省のHPを参照してください。

渡仏後に用意する物🛬

下記証明書は在フランス日本国大使館/総領事館にて発行の申請ができます。申請に必要な書類はHPでチェックしてみてください。

発行申請は本人が窓口にて行うか、郵送で行います。証明書の受領は来館のみです。発行にかかる日数は一週間と案内されています。
👤筆者のケースでは発行完了のお知らせがなかったため、自分で電話して発行が完了したかを確認し来館しました。

初婚の場合>
1.出生証明書(Acte de Naissance
2.独身証明書(Certificat de Capacité Matrimoniale
3.慣習証明書(Certificat de Coutume

<再婚の場合>
1.出生証明書(Acte de Naissance)
2.婚姻および離婚証明書(Certificat de Mariage et de Divorce
3.独身証明書(Certificat de Capacité Matrimoniale
4.慣習証明書(Certificat de Coutume)

<両方>※必ずしも在フランス日本国大使館/総領事館発行のものではない。
・市役所指定の必要書類(例:婚姻届、新郎新婦双方の証人の身分証明書と住所がわかるもののコピー、パートナーの出生証明書(Acte de Naissance)等)
上記は一般的に要求される書類の一覧です。フランスの市役所(Marie)によって手続きの仕方が異なる場合があるため、先に市役所(Marie)に問い合わせるのが一番
👤筆者の場合、フランスの市役所へ書類を揃えて提出しに行った際、私の住民票がいると言われました。正直焦りました。日本の市役所で取り寄せて、しかもアポスティーユも付けるとなると、郵送する日数も加味して数週間はかかります。しかし数日後に市役所から「国際結婚のため、やっぱり日本人の住民票は要らない」と連絡が来ました。

国際結婚(in フランス)のステップ

Step.1 日本にて必要書類を集める。(渡航1ヵ月前~)
  1. 戸籍謄本及び改製原戸籍謄本をGET(2~3通 ※)
  2. 戸籍謄本及び改製原戸籍謄本のアポスティーユを依頼(発行にかかる日数:4~6日※大阪の場合)
Step.2 渡仏後、婚姻する市役所(Marie)に問い合わせ、婚姻に必要な書類と挙式までの流れを確認する。市役所の指示に従い、パートナーの必要な書類や、新郎新婦双方の証人の選定と証人の身分証明書の写し等の用意に取り掛かる。
渡仏前に問い合わせ、必要書類を確認しておくとベターですが、筆者はフランス入国後に確認して、問題なく手続きできました。
Step.3 在フランス日本国大使館/総領事館にて、婚姻に必要な各証明書をGETする。
  1. 在フランス日本国大使館又は総領事館へ来館し(又は郵送で)、各証明書の発行申請を行う。日本で用意したアポスティーユ付の戸籍謄本(全部事項証明)及び改製原戸籍、その他申請に必要な書類を提出する。
  2. 発行完了を確認して来館し、証明書を受領する。

Step.4 市役所(Marie)に必要書類を提出する。また市長または代理担当との面談日(及び可能であれば挙式日)を設定する。

Step.5 市長または代理担当との面談を実施。

Step.6  面談日から10日以上後に挙式🌸

Step.7 在フランス日本国大使館/総領事館にて必要書類を提出し(郵送も可)、日本に報告的届出を出す。

Step.2で大使館又は総領事館を訪れた際にこの作業について案内があるので、それに従ってください。

ちなみに筆者はStep.7において、在フランス日本国大使館/総領事館を通さず、日本に帰国して自分で市役所へ届出を出しました時間的にはその方が早く処理が進むようです。
双方の国での婚姻成立後、配偶者ビザ所得のための手続きを始めます。
それについては後日レポートします(^^)

 

さいごに

どうしても億劫に感じてしまう国際結婚に関わる手続き。
でもやることを一つ一つこなしていけば実際大したことはないです☆彡
ぜひこの記事が参考になることを祈っています!

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