相撲にハマるフランス人夫(Netflixドラマ「サンクチュアリ -聖域-」の感想)

日常

サンクチュアリ-聖域-

Netflixで5月4日より全世界で公開中のサンクチュアリ -聖域-

1500年以上続く日本の国技、相撲を題材とした全8エピソードのドラマシリーズである。

公開後直ぐ、私のフランス人夫に「相撲のドラマがあるよ!」と誘われて一緒に見始めた。

 

第一話を見終わり既に夢中になった彼。

私は正直、随所に描かれたカオスな家庭環境や先輩力士から後輩への胸糞悪い仕打ちを見て

良い気分ではいられなかった(直ぐに感情移入しちゃうタイプ)。

一方元々格闘技好きな私の夫は、ドラマで再現された大相撲の威力&迫力に魅せられ、

それだけでなく、他の多くの格闘技とは違い、

稽古、稽古場、作法、試合、試合会場全てが、江戸時代からそのままの形を保っていることに

強い関心を持ったようである。

 

ドラマを見続けるにつれ、私も次第に相撲への興味が湧いてきた。

これまで家族が相撲の話をしていても何が面白いのか全く理解できず、

理解しようともしなかった私である。

180°大相撲の見え方が変わった。

全エピソードを見終えた私たちはすっかり相撲の虜となり、

最近はYouTubeで大相撲の過去の試合有名力士の名場面集を食事のお供に観ている。

夫はたまにリビングで四股を踏んでいる。

 

このドラマで絶対相撲ファンが急増しているはず!

 

ちなみに夫の友人たち(フランス人)もしっかり観ていたようで、

週3のワークアウトに集まった彼らは「あれ観た?」「ちょー良かった!」と

かなり興奮しながらドラマの話をしていた。

 

それにしても主演の一ノ瀬ワタルさん、

超リアルな(と言っても想像の範囲だが)力士の姿、相撲を演じていてそこにも感動。

元プロ格闘家(キックボクサー)らしく、過去の写真が超絶ムキムキでびっくり。

今回の撮影のためにかなりの肉体改造を要した模様。

稽古から撮影まで2年半の猶予があったそうだが、その間に最低100㎏を目標に体重増加を目指したとか。

ビフォー&アフターの違いが凄い。作中に見る迫真の演技といい、恐るべし役者魂!

 

私の夫は日本に帰ったら絶対に大相撲を観に行くらしい。

元々フランス人のくせにサッカーに興味ゼロ(おまけにサッカー好きなフランス人を揶揄する)、

そしてそもそもスポーツ観戦全般を好まない彼だが、「相撲は面白い」と大絶賛。

サンクチュアリ -聖域-を観終わった今、何気に私も相撲観戦が楽しみでならない。

ーFINー

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